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2022年8月9日火曜日

もうすぐ、終戦から77年

もうすぐ終戦記念日ですが、いかがお過ごしでしょうか?蒼ネズミです。

蒼ネズミは戦後生まれです。この国の復興を途中からしか見ていませんが、昔の写真を整理していると、今現在私が住んでいる東京も戦争当時の東京大空襲の後遺症でや焼野原の状態で、私のおふくろはその当時台東区に住んでおり焼野原から上野の山がよく見え上野の山(現在の寛永寺のあたり)上ると、遠くまで見渡せて焼け残った場所がぽつぽつとあったぐらいで、胸を締め付けられる思いと多くの死体の山が残酷さを物語っていたこと、そして、自身が生きていることに感謝したそうです。東京大空襲時におふくろは、上野の寛永寺の近くに逃げたので助かったそうです。親父のほうも当時千葉県から東京に食料を売りに来ていたみたいで、北区王子にある飛鳥山の差し掛かる上り坂で「敵機に機銃掃射されたんだよ。」と飛鳥山の上り坂で私に言ったことを印象深く覚えています。今は、バラックもなく傷痍軍人もシュウシャンボーイも闇市そしてギブミーチョコレートも今の人にはわからないかもしれません。焦土と化した国土の復興は容易ではなかったと思います。
そして、終戦となりその前から続いた戦費等によるインフレに拍車がかかり国内紙幣は一般市民には意味がなくなる。記述によれば220倍インフレ率のようです。そのため物々交換が前提条件だったようです。戦後の闇市はこの様相が強く日本国民の大多数が飢餓状態だったはずです。昔の写真を忘却の彼方にするがのごとく、さも昔から今の繁栄があったの如く思い込むのは、大いなる間違いです。
戦後から現在までの繁栄のピークは、1980年代中頃までのジャパンイズナンバーワンやどこを見てもメイドインジャパン製品による外貨獲得(主にドル=対米貿易収支)そして世界でもこんなに国土の少ない国でなおかつ敗戦国であり世界的に敵国条項のレッテル張られている国が世界有数の基軸通貨を抱える国になることなどあり得ないことだったのではないでしょうか。踏み込んで書くならば、アメリカの属国であるから別に一時的に本国のお金を所有しても構わんけど、いつでも取り返すこともできると、おもっていたがあまりにも多くのドルの流出が始まり国内の産業構造の変化をもたらしたために、産業や知能流出によるさらなるドルの流出により負の連鎖になり、ドルという基軸通貨の下落に耐えられなくなったと見るのが所説はあるでしょうが私個人としては正しいように思える。長期的に基軸交換レートを変化させ減少させれば見かけ上の対比率は下がると思われるので、概念としてのお金の価値は保たれると思われるのですがいかがでしょうか?
さらに、中国との国交回復においてアメリカよりも先に国交樹立し豊富な資金(基軸通貨)と産業の輸出等を先んじて経済的優位を持つことによりさらに国力の強化を図ることが、逆に基軸通貨の不安定性が助長されそれに代わり日本発行の円の価値(国際的な為替レートに載る)を上げることになったと思われるのですが?

明治維新から太平洋戦争までと戦後が、同じ年数が経過して先人たちは今の日本を見て、どう思うのでしょうか?

皆様、お体をご自愛くださいませ。

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