Translate 翻訳

2022年12月24日土曜日

お金とは、何か?20

さて、雪が降る時期になりましたが、結構ドカ雪みたいです。
世間は、クリスマスイブのようですが、、、、蒼ネズミです。

なぜこんなにアメリカ貨幣が世界的な共通通貨になりえたのでしょうか? 第一次世界大戦以前は金や銀の希少金属(銀はその採掘量増大による下落後、金に取って変わる。)の交換においてヨーロッパの支配が武力や植民地工業化(時間における利便性の付加価値と自国で必要とされる物品)の発展とともにその利便性の交易、交換物としての金の要求をし発展をしその担保として紙幣を発行し与えることにより流通させることで経済的、政治的な優位性を保つと言う事でイギリスは一時、世界共通の希少金属保有国となっていたがその後戦争により、そのシフトが同様に当時は内需型経済のアメリカの重工業生産力を高め輸出することでヨーロッパからの希少価値金属のシフトと共通の通貨がポンド(英国)からドル(アメリカ)に移動し行われ莫大な利益と戦争当事国から戦時国債を引き受け自国が戦場に成らなかったので国土的にも傷がなく経済成長したのであるが、他方では生産力が飛躍的に上がったので需要と供給のバランスが壊れ発行された貨幣は実体ではない株式や債券にあたかも希少金属が増えるがごとく使われる為に、現物資源との乖離が起こり、利便性である貨幣は担保されずにその意味を失うので破綻(下落)していくのは当然である。そして通貨発行の危機を迎え希少金属(金=GOLD)との等価交換停止となり、基軸通貨の価値も同時に失う事になり、自国の通貨と産業を守るために貿易を制限するため高関税をかけ保護主義として守ろうとする。しかし資源があるなしでも大きく差がつくのは歴然です。そして第二次世界大戦に不平等感から突入していくが、この戦争でも国土が無傷だったのはアメリカであり戦争物資の供給元として地政学的優位を生かし貨幣および債券と同時に金(GOLD)も集まることになった。一時アメリカだけで世界の金(GOLD)の保有率70%であり、貨幣と(GOLD)が分離した形であったにも関わらずである。

どの時代でもエネルギー源は、形を変えて存在すると言える。人という奴隷から石炭へそして石油という利便性のシフトが行われるが、その根幹の代理を貨幣という利便性で行われる。そのためにお金(貨幣)の本質とは、利便性とエネルギーであるという事になると思います。それによる価値とは問われれば、物の価値との交換である。貨幣はその利便性の行使の代用品でしかない。そのお金の価値は人の価値でありその集合体がその国の価値ともいえると思います。2022年の現時点で言えば、日本は価値を失っており下落していると言えますし、また生存できない時代を迎え貨幣価値の下落は、人の価値の下落になり、国の実質的な国力低下を招いていますが、それを強制的(税金で)に持ち上げることに終始する事態で体裁を保っているのが現状である。次節ではこれからについて考えたいと思います。

現代のお金=貨幣は、利便性という事柄であり、人間とその生存するためのエネルギーのバランスを行使するものであると私は強く思います。

もうすぐ、年が変わりますが御自愛くださいませ。蒼ネズミでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

最近思うこと2023秋

金利とは何なのでしょうか? 国の成長の中身とは何でしょうか? 自国通貨発行権を持っていると言う事は、いくらでも必要なだけ供給することができますが担保となっていた金の担保以上に貨幣発行できないとすれば経済的な資金需要に対応するのでしょうか? 私は、貨幣は利便性であると言ってきました...